市道沿いに並んだコナラやクリの木に今年の夏こんなものが取り付けられました。
夜間採集をしない事が「保護」だと本気で思っているのでしょうか?
いっそ近隣住民の迷惑だからという理由のほうがスッキリします。
4年前の夏、ここでノコギリクワガタ(当地では稀)を見つけて以来毎年観察を続けているのですが、木がかなり弱っていて部分枯れしているものも少なくありませんでした。
それでも剥された樹皮の隙間から僅かに染み出た樹液を舐めにミヤマクワガタやコクワガタが
やって来たものですが、年々樹液も枯れ、昨年秋の台風では何本も折れてしまいました。
確かにここではクワガタ採れなくなっています。だから採集制限したい気持ちは判らなくもない
のですが、それはクワガタが減ったのではなく来なくなっただけだと言う事に気付いて欲しいと
思います。安易に「保護」などと言って欲しくないのです。
「自然を大切に。植物や昆虫は無闇に持ち帰らないようにしましょう」
自然公園などに良く見かける注意書きです。
私の良く行く公園にもありますが、チビクワガタの居た枯枝もネブトクワガタを見つけた倒木も「美化」を理由に何度処分されたことか。