日当たりの良い草原。
見慣れぬ虫が草に捕まって翅をバタつかせていた。
右の上翅の半分が無くなっていて上手く飛べないようだ。
毛むくじゃらの身体。
トンボのような翅と特徴的な触角。
何となく愛嬌がある顔。
帰宅後調べてみると、ウスバカゲロウなどの仲間のキバネツノトンボ(アミメカゲロウ目ツノトンボ科)という虫だと判った。
棲息地である草原の減少で各地で数を減らしているらしい(兵庫県RDB A)
しかし蝶やトンボのようなメジャーな虫ではない為、
保護の対象として話題になることはない(?)
付近にはヒメヒカゲや県RDB「今は見られない」とされる虫も居て、
昆虫探索するには面白い場所ではあるが、ヒメヒカゲのように場所が特定できない分、
狙って会いに行くのは難しそうな虫である。
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