恒例になった某所でのマメクワガタ探索に行ってきました。
小型愛好会のK氏らによってすでに生息は確認されていたんですが、自分の目で確認するまでは
やめる訳にはいきませんからね。
いつも休憩に使わせてもらってる神社で採集祈願。
今日は特別に本殿にあがらせていただきました。
ここの奥さんは蝶がお好きで、ご自身で採集された蝶の標本を多数所有されてます。
近所で採ったというイシガケチョウとゴマダラチョウの話を伺ったあと
「では、いってきまっす!」
確実にいることが分かってるとこうも違うものかと思うほどあっさりと見つかる。
直径40cm、長さ2m程のシイの倒木でした。
ただ材が硬くて端から30cm削っただけで嫌になりました。
太くて硬いのは嫌い。
腕痛いし、散らかるし。
オオクワやヒメオオの材採集にはたぶん嵌らないでしょう。
成虫1頭、幼虫数頭を割り出して終了。
採集を終えて
もう一方の産地と比較すると生息個体数はやや多いか。
数年のうちに倒れそうな老木や立ち枯れなどはありますが、樹木密度が濃く樹間が狭いうえに巨木が多いので殆どが浮遊倒木になりそう。マメクワが潜り込みそうな接地材もあまり多くありませんし、伐採などの人の手も全く入ってませんので運良く地面に落ちた枝や立ち枯れの露出根が今後のホストとなりそうです。
やはりここも慢性的な適材不足で個体数維持が精一杯で増加は見込めない状況でした。