ミヤマカタバミ
完全休日の今日、
播磨方面に遠出してみた。
狙いはスギタニルリシジミ。
昨年の4月26日には多数の吸水シーンが見られたので
昨年並みの発生状況なら空振りは無いはずだ。
ヤマルリソウ
午前6時30分現地着(アホ)。
だって、寝られへんかってんもん。
車内でボケーとしたり、
林道沿いの花を愛でたりして時間を潰したあと
9時に吸水ポイントに陣取る。
ここは、夏にミヤマカラスアゲハが集団吸水するポイントでもある。
テングチョウ
最初に現れたのはテングチョウ。
次にコツバメ。
その次に初老の虫屋さん
(大きなスイーピングネットとビーティングネットを持ってる)
10時半を過ぎた頃、
ようやくビロードツリアブが顔を出した。
もうすぐだ。
(昨年もこの虫とともに現れ、この虫とともに去って行った)
コツバメ
そして11時過ぎ、ようやくスギタニ登場。
石の上に止り、ゆっくり開翅。
そっと近づいて撮ろうとした瞬間、
惜しくも逃げられてしまった。
暫くするともう1頭飛んできて、
今度は湿った地面で吸水を始めた。
腹ばいになって、焦点距離限界まで歩腹前進。
逃げられる前に何とか数回シャッターを切ることができた。
疑惑のスギタニルリシジミ
このチョウ、どうも上手く撮れません。
それと、恥ずかしながらルリシジミとの決定的な違い(判別ポイント)がよく判ってません。
スギタニ!と断定してますが、もし違ってたら教えてくださいませ。
2頭目以降が続きません。
たくさん飛んでいたビロードツリアブもいつの間にかいなくなりました。
まだ12時30分
引き上げるには早すぎるとは思いましたが、
場所を変えるべくさっさと山を降りることにしました。
そう、午後からはシルビアシジミ狙いの予定だったんです。
「待ってろ、シルビアー!」
と心の中で叫んで、東播磨のポイントへ向かったのでした。
つづく(?)
追記:
疑惑のスギタニですが、色々教えてもらったところ
判別ポイントがことごとくルリシジミの特徴を備えている事が判りました。
個体差もあって、ルリの特徴を持ったスギタニもいるらしいですが、
昨年撮ったスギタニ画像と比較しても明らかに今回の個体は違います。
とりあえず、今回の個体は「スギタニかと思ったらルリ」としておきます^^;
てな、訳で近日、正真正銘のスギタニを撮りに行ってきます!